2004年04月29日

ステンドグラスへの想い 2

飢餓状態だったから、見る物、聴く物、全てがうれしくて、なんでもかんでも
ステンドグラスに結びつけ、吸収する事のみに全神経を使っていました。
失敗ばかりの毎日、ぶち当たる壁、落胆の毎日…、
しかしある時、その事が大きな財産に成っている事に気付きました。
失敗やぶち当った壁が、次の作品での師匠でした。
残念ながら、後で気付くんですよね。 その時気付いていれば損しないで、
無駄なエネルギー使わなくてすんだものを…
いくら投資すれば気が済むのでしょうか、未だ懲りずに投資ばかり、情け無いですね!

もし優秀な先生について学んでいれば、もっと早く知ることができ、会得できた事が
一杯有ったでしょう…、悲しいかな独学だった為、時間が掛かり過ぎました。
でも幸い、だったからこそ気持ちの入った独自の心象風景を描くことを学びました。
今思うと、何が幸いするか解りませんね。
私の基礎を造ってくれた、とても貴重な体験でした!

素晴らしいデザインでも、通り過ぎて、印象に残らない作品では創る意味が無いと思います。
素朴でも、つたない作品であってもいい…、
人々の心に、いつまでも優しく、楽しいメッセイジが残る作品を創りたい!
素の心、ネイティブなまま、ピュアにステンドグラスや人に関われたら素晴らしい…!

投稿者 TT : 18:51 | コメント (0)

2004年04月19日

ステンドグラスへの想い 1

ステンドグラスと関わって、23年になる。 もう23年、まだまだ23年…。
あっと云う間に過ぎた時間、振り返ると、ステンドグラスに対する自分自身の考え方や信念、
それに想いが, 微妙に変化してきた事を感じる。 
状況に応じて変化せざるを得なかった事もあるが、たえずこの道に関してだけは
前向きにプラス指向でやって来た自負がある。   
悲しい事、辛い事、投げ出したい事、あげれば切りが無い…、
しかし、それ以上に喜びや、楽しさ等、幸せを一杯ステンドグラスから頂いた。 
現在は、人間として大きなプレゼントをいただいたと思う。( 感謝しています)

思い返せば最初の頃、欲望に涸れ、負けて堪るかと唇を噛みしめながら、若さだけで夜遅くまで
身体を酷使、でも現状は厳しく、仕事の無い日々、貧乏のどん底、自分の悪さは棚に上げ、
自分だけが正義の顔をして、 誰彼無く食って掛かっていた私がいる。
よく喧嘩もしていたし…、 憎たらしくて、青臭い、とても喰えない男だったでしょうね。(反省) 
その当時を思い起こすと、私が作品に描いていたのは、欲求不満の心象風景でした。 
ただただ、正直な想いを力一杯ぶつけたかったし、過酷な状況の中で、
唯一、私自身を表現し、吐き出す事がバランスの取り方だった様に思います。 
今思えば、決して良い姿 だとは思いません。  

夢、見果てぬ夢だけが、ただ当時の私を支えていました。 
デザインや技術を磨く事、ステンドグラスの世界での地位を得る事だけを自分勝手に考え、
傷ついてる人が側にいてこそ成り立っている事など、露程も考えていませんでした。
エゴの固まりで本当に恥ずかしい話です…! 
今思うと、自分の事以外、何も見えていませんでした。
その当時、歪んだ負のエネルギーだけが、活力だったんでしょうね。


投稿者 TT : 14:59 | コメント (1)

2004年04月06日

さくら満開

良い、とても美しい! 
今年も桜が満開の季節、日本人に生まれてよかったと思うこの時期です。  
でも、今年の桜は少し元気が無いように思えるのは私だけでしょうか…? 
作品展で桜を咲かせた直後、満開の桜にタイミング良く会え、幸せを満喫しています。 
桜には人それぞれの想いが沢山詰まってるみたいで語ればきりがない。
桜を熱く語る人達は、案外ロマンティストが多いですね。
この花だけは、その人の喜怒哀楽、すべての人生観が詰まってる不思議な花ですね。
3sakura.jpg
俊輝作

投稿者 TT : 10:08 | コメント (0)