2005年07月28日

藤原清登を語る

kiyoto.jpg
藤原清登トリオ
(左=、福家俊介/ドラム・中央=ダビデ サントルソラ/ピアノ・右=藤原清登/コントラバス)  

申し訳有りません!
Blogがなかなか書けなくて、今日までサボってしまいました!
忙しくて、かなり肉体的にはバテバテです。


先日7月21日、ブルーノート福岡で藤原清登トリオのライブがあった。
もう、彼(藤原清登)と出会って、どのくらい経つのかな‥
10年は過ぎたと思う。
最初の出会いは、とても寒い日で北九州市小倉のスミックスホールだった。
その時、かかわっていた物件で御一緒した建築家の方からの誘い、
又、仕事でオーナーとのかかわりもあり、義理と人情のいたばさみで渋々行った覚えがある。
正直云って、Jazzは大好きだけど、
変な先入観、日本人のJazzミュ-ジシャンへの偏見で(ごめんなさい!)聴きたくなかった。
しかし、彼の演奏を聴いた途端、先入観と偏見をすぐに返上した、と言うより
返上せざるを得なかった。
こんなに素晴らしくコントラバス(ベース)を弾き、
心に響く演奏をする人に出会ったのは、初めてだった。

ショックでした!  

彼のオリジナル曲《レイン》を聴いたときには、ホント鳥肌が立ちましたね。
彼は、ミュージシャンと云うよりも、アーティストだと思う。
彼との関わりの中で、レコードやCDより、生の活きた演奏の素晴らしさを教えて貰った。
ライブの度、同じ曲目なのに全然違う音と演奏になる、彼の秘められた奥深い底力を感じる。

分野は違うけど、同じクリエイティブな仕事にかかわっている私にとっては、
彼から吸収するものは大きい。
コントラバス/名器ガリアーノを介して伝わる、彼の優しく熱い心の想い…
《レイン》・《アランフェス協奏曲》…
演奏が終わった後、目に一杯涙を浮かべ、泣いてる人をよく見かける。
終わっても、余韻が強く残る彼の演奏…、10年以上ハマッてしまった原因だろうか?
やはり私自身、アートにかかわる者の1人として、
彼の演奏を聴く度に、心に伝わる作品をこれからも創っていきたいと強く感じる。

余談だが、 私の作品に『復活』と云う作品がある。
個展の時に、この作品の前で、見も知らない人が何人か涙流していた。
制作して3年以上経つが、いまだに個展を見に来た方々から「あの作品」は
現在何処にありますか? と良く問いかけられ、
私が持ってますと答えると、「安心しました」と言葉が返ってくる。


感極まる作品、心に感じ、余韻を残せる作品
私が、いつも私自身に問いかけ、心がけてることである。

藤原清登、彼ほど心や想いを人の心に刻める人はいないと云ったら言い過ぎだろうか?
ちょっと、誉めすぎたかな…

余談だけど、
私の息子が亡くなった時、東京から駆けつけ《アランフェス協奏曲》で見送ってくれた。

しかし、こういう人物と公私共に友人として付き合えることに乾杯!(赤ワインで)
大事にしたい友人の1人である。


投稿者 TT : 12:09 | コメント (0)