2008年11月07日

訃報

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天使  としき作


2日、出張先に女房から携帯が入る。
何故か嫌な予感がする…残念だけどやはり予感はあたってしまった。
“がんばれ共和国”キャンパー(難病や障害のある子の呼称)の1人である
S君の訃報。
また1人、私の小さな友人との別れ…
何時か来ると分かっていても、堪らない気持ちになる。
みんな仲間は、命の狭間ぎりぎりのところで頑張っているだけに、
いつ何かがあっても決して可笑しくない…
分かってはいるけど、正直分かりたくない気持になる!

S君のご家族は、
S君を中心に、お父さん、お母さんそしてお祖母ちゃん、長女のHちゃんに
次女のKちゃん、そして末っ子のK君と、毎年大家族7人でキャンプに参加してくれる。
ホントにいつも明るくて親子の絆がしっかりできている健康的な家族。
兄弟達もS君を思いやり助け合っているのが良く分かる。
急遽予定より早く切り上げ、3日のお通夜そして4日の告別式に女房と2人出席する。
改めてN家ご家族の温かい絆の深さを知ることが出来た。

S君はかなり重度の障害があり、
今年のキャンプでは、直前まで体調が悪く入院していたにも関わらず
今までになく調子が良くて、ほんと今年ほど穏やかに落ち着いたS君を見たのは
初めてだった。
しかし、キャンプ後直ぐに再度入院。
かなり症状は重く、厳しい状態だったと聞く。
2ヶ月にわたる入院後、元気に退院したと連絡が有った矢先
なのにこの現実…
告別式で長女のHちゃんが、けなげにもお姉ちゃんとして涙ながらに
弔辞を読んでくれた中に、如何にS君が“がんばれ共和国”のキャンプ
を楽しみにしていたか、そして家族みんなで参加する“がんばれ共和国”が、
N家にとって大切な、大切な一大イベントだったかを話してくれた。

S君に、“ありがとう”と心の中でお礼を言わせてもらった。
ありがとうの他に何も言葉が見つからない…

小さい末っ子のK君が涙を拭きながら“ぼくお兄ちゃんになったから…
一番のお兄ちゃんになったから‥“と何度も言っていたことが強く印象に残っている。

改めて”がんばれ共和国”を生き甲斐としてる、参加家族やボランティアの為にも
本当の意味での「心の実家」として護って行かなければならないと強く感じ、
子を亡くしたご家族のサポート、なにが”がんばれ共和国”として出来るか
スタッフと一緒に今後真剣に考えて行きたいと思う。

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