2009年03月15日

ステンドグラスへの想い33 “想い”との出会い

福岡が日本一早い桜の開花宣言…
愉しみな季節がもうすぐです、今年も桜に会えることに感謝! 


 近頃、不思議とご縁のある仕事でオーナーの人生に触れることが多い…
オーナーの“人生の琴線”に触れる機会に接すると、私の中の眠っていた“琴線の扉”
が開き、イメージとしてオーナーの“心の居場所”を探す私自身がいる。

どうすれば‥どう云う絵であれば‥、オーナーの“想い”に応えることが
出来るのか?
お会いした瞬間から、私の心の模索がはじまる。

この時こそ、一作家の端くれにとっては最高の至福の時であるかもしれない。
以前 Blog“ステンドグラスへの想い22”で、オーナーの建てる家への“想い”の強さを
書かせて貰ったことがあるが、同じ“想い”でもその方々によって当然重さが違う。
 
 実はこの所、ご主人を亡くされた奥様がオーナーの仕事が続いた。
娘さんと2人、息子さんと2人で頑張っておられる方、おかあさんと2人仕事と趣味に
頑張ってる方、またご主人との思い出を糧に、日々一生懸命活きてる方…
それぞれ心の中に強く、“あつい想い”を秘められてる。
お話しすればする程、“想い”が伝わり、どう応えてあげられるか…と
少しでも喜んで貰える作品を創りたいと思えば思う程、つい仕事を忘れて
夢中になってしまう。

nagahama.jpg

N氏邸 “南十字星/極楽鳥/赤い花が好きです”…徳之島、遠い南の島からの依頼。

isobe.jpg

I氏邸 “主人が建てたかった家、でも贅沢と怒られるかも”…、建物の中、私の作品で飾らせて頂いた。

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米子、K氏邸 “主人と最後の旅行で流氷を見に行ったんです”…、ご主人の思い出で一杯の家!


希望や夢を聞くと、最初“絵に出来るかな…?と一瞬迷う
中には、どう考えても“表現が難しい”と思うこともある。
しかしプロである以上逃げるわけにはいかない、
直ぐにどう表現しようかと考えてる私がいる。
少しでも“想い”に応えてあげたいと思うし、何処までオーナーの心に添えるか…?
ひとつひとつのデザインに向かう度に思う。
これからもいろいろな出会いの仕事があると思うが、オーナーの心に添い、
常に温かな“想い”を忘れずに関わる事が出来たら嬉しい…!
この先どんな“想い”に出合え、そして人生に触れることが出来るか愉しみである。

それぞれの方々の人生に触れることができるステンドグラスに乾杯!
“あつい想い”に触れられる仕事(ステンドグラス)に感謝!

投稿者 TT : 23:41 | コメント (0)